まさ

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「なぜ、勉強しなければならないか。」今回はこのことについて書きたいと思います。 勉強ほどつまらなく、面白くないものはないと思っている中学生は多いと思います。私自身も、小学生の娘がいますが勉強が大嫌いです。家でまじめに勉強したことなどほとんどありません。しかし、大人になり、親になると、子供にはどうしても勉強させなくてはという思いが強くなります。それは、自分自身の経験で、子供のとき、もっと勉強しておけばよかったと後悔しているからです。 大抵の親は、自分の後悔を元に、子供には勉強をさせたいと思うのです。自分自身そう思い娘にも接しています。おとなは、子供のときにしっかり勉強しておいたほうが、その後の人生ではるかに有利であることを、身をもって体験しているのです。 では、具体的に勉強しているとどういう利点があるのでしょうか。 ひとつは、将来の職業選択の幅が広がると言う点です。出来るだけ高学歴であるほうが、今の世の中、選択できる職業が増えます。例えば、中学を卒業しただけで就職できる職業には限りがあります。特に資格が必要な職業にはなかなか就くことが出来ません。 職業に貴賎はないというのが建前ですが、実際には、やりがいがあって収入もよい職業もあれば、つらくて収入が少ない職業もあります。親としては、子供に出来るだけ幸せな人生を歩んで欲しいと思うからこそ、やりがいがあって収入もよい職業について欲しいと願います。だからこそ、あれほどやかましく勉強しろと言うのです。 もうひとつは、こっちのほうが大切なのですが、勉強をがんばることで、努力する習慣が身につきます。人生で幸せをつかむには、絶え間ない努力が必要です。絶え間ない努力は、そんなにたやすいことではありません。そして、急にやろうと思っても簡単には出来ません。子供のときから、勉強することで、努力する習慣が身についている子供は、大人になってからも努力できる場合が多くなります。 特に、一生懸命がんばって受験戦争を勝ち抜いたものには、何にも変えがたい自信が身につきます。その後の困難にも自信を持って立ち向かえる力が身につきます。 私は、自分の子供と私の指導を受けてくれる子ども達に、一生懸命がんばって、どんどん成績を上げ、受験に勝利することで、自分自身の価値に気づき、どんな困難にも立ち向かっていける人間に育って欲しいと願っています。そして、勉強とは、そのための唯一無二の方法なのです。
すぐに出来る定期試験各科目10点アップ法 (2)試験範囲が発表になったら、ただちに対策を練る現在夏休み前に入り、定期テストはしばらくないのですが、先日まで八幡市や枚方市では期末テストがあったのでふれておきます。ほとんどの学校では定期試験1~2週間前に、試験範囲が発表になり、部活停止となりますから、自分なりの学習計画を立てることができます。試験日程を考慮し、綿密な計画を立てるのがコツです.学年にもよりますが、あまり過大な目標は自粛し、余裕を持った学習計画を立てましょう。まず、大局的な見地から全科目の教科書の試験範囲に目を通し、イメージとしてとらえられるよう2回ほど読み流します。とりあえず、試験範囲だけで結構です。得意な科目から始めるとスラスラいきますが、苦手科目がおろそかになりがちです。逆に苦手科目から始めると暗礁に乗り上げた時、うんざりしてしまい、思ったように進まなくなることもあります。得意科目と苦手科目のムラは絶対禁物なので、自分なりに効率よく勉強できる方法を模索し、どちらからでもいいですから、とにかく早く手をつけましょう。大半の生徒は苦手科目の方が伸びる余地が大きいと思われますので、時間的には苦手科目に多く割き、得意科目もしっかり抑えておくことです。英語、理科、社会などは教科書を丸暗記するくらいの意気込みで臨むことです。教科書ガイド、辞書、参考書、資料集などが必携なのは言うまでもありませんが、普段授業中にとったノートなども重要な位置付けとなってきます。ノートを何度も読み返しましょう。ノートが貧弱な方は、次回の試験に間に合うよう今から備えておきましょう。成績のよい生徒さんのノートが借りられるなら借りてでも用意してください。また英語、数学、国語は普段の積み重ねが重要な科目なので、普段通りの演習を欠かさず続けることも大切です.数日も怠けてしまうと、前にやった事を忘れ、つまずくことが多く、元通りに直すのに時間がかかるからです。普段の演習が学校の授業に関係なければ、少し量を減らしてでも続けましょう。理科、社会はいわゆる輪切り状態に分野が細分化しているため、比較的に短期間に集中しても突破しやすい科目といえます。社会では時事問題も欠かせません。普段、新聞を読んでいるか、ニュース番組を見ているかが問われます。仮に試験に出なくても、世の中の動きを知ることは大切です。最近のニュースを把握していない人は、塾に問い合わせましょう。英智学院では定期的に時事問題、解説を発信していますので、十分活用してください。筆記試験の場合、どうしても主要5教科に重点が置かれがちですが、技能4教科の試験がある場合は、この科目の筆記試験もおろそかにしないことです。主要5教科よりもむしろ技能4教科の点数が取りやすく、練習問題集をちょっとがんばれば、すぐ点数が取れます。内申点では主要5教科と比べ、同じ1点でも、同等かそれ以上に評価されることがあるから、あなどれません。塾を活用することもお忘れなく!英智学院では、通常取得科目以外の科目の対策問題も出すのはもちろん、手厚い対策学習もいたしますので、早めに試験範囲を教えてください。試験前は塾も混み合います。余裕を持って始めましょう。1日早く取り組めば、1日早く対策問題に取り組め、点数アップにつながります。
すぐに出来る定期試験各科目10点アップ法 (1)分からない点はその日のうちに解決する当然といえば当然過ぎますが、普段の授業に集中することです。授業に集中していてもすべてを覚えることはできませんし、理解することはできません。分からない点は当然出てくるわけです。そこで重要なのが、その日に習ったことを必ずその日のうちにマスターする習慣をつけることです。これができるか、できないかで将来の自分が大きく変わってきます。では、分からないところはどのようにしたらいいのでしょうか。まず、授業が終わったら分かるまで先生に質問してみることです。内申アップにもつながります。何らかの理由で質問できなかったら、通っている塾で質問しましょう。英智学院であれば塾で親切丁寧に教えてもらえるはずです。普通の塾ならその日のうちに親切丁寧に教えてくれるはずです。この習慣を毎日続けると、試験で点数が取れるのはもちろん、同時に内申点アップにつながってくるのはご想像のとおりです。また、どんな些細なことでもその日のうちに解決する習慣は大人になってから何事にも変えられない貴重なものとなります。英智学院ではわからないところをそのままにして帰すようなことはしません。オクテな生徒でも質問できる環境があります。一度お試しください。
<第7回>「成績が優秀な人のための勉強法」 これまで色々お伝えしてきましたが、今回のそれは、これまでのとはちょっと様子が違います。それは、これまでの勉強法は、学校の授業を中心に考えた勉強法です。しかし、成績がトップクラスの人は、学校の授業だけを当てにしていたのでは、みすみす伸びる学力の芽をつみ取ってしまいかねません。つまり、成績優秀な人は、学校の授業だけを当てにする勉強から脱却しなければならないのです。 考えてみて下さい。いかに私立の優秀な人材ばかり集めたクラスと言えど、全員が全員優秀な生徒とは言えません。それなりに落ちこぼれも存在します。そして、授業というものは、大抵、そのクラスのおおよそ真ん中くらいの成績の人を対象に行われます。最近は、個に応じた指導といって、コース別指導や習熟度別指導などもあるようですが、それはほんのお飾りで、根本は、明治以来の教授方式の授業が大勢を占めています。そんな中で、成績トップクラスの生徒は、退屈極まりない授業に甘んじています。そして、放課後、自分の力に応じた塾に通ったり、家庭教師を雇ったりして、学力をつけています。しかし、塾や家庭教師はお金がかかります。それなら経済的にゆとりがないところは、トップクラスの成績を維持できないかというと、決してそうではありません。私の中学の同級生に、3年間常に1番で、日本でもっとも有名な大学の一つに合格して、法律関係の仕事をしている人がいますが、この人は、塾に通うでもなく、高価な教材を使うでもなく、ただひたすら、教科書を徹底的に勉強していました。それなら、今までと同じではないかと思われるかもしれませんが、普通の人とは、少しばかり勉強方法が違うのです。彼女は、教科を購入すると、最後まで一通りさーっと目を通します。それこそ一日か二日でです。そして、何度も何度も繰り返し、教科書を勉強していきます。私は彼女が、教科書以外の参考書を使って勉強しているのを見たことがありません。つまり、彼女がやっていた勉強方法は、先行学習と繰り返し学習なのです。そんな彼女ですから、授業中はさもつまらなさそうにしていると思われがちですが、そんなことはなく、予習して疑問に思ったことや、どうしても解けなかった問題などを、しつこいくらい質問していました。当時私は、なんて効率の悪い勉強をするのだろうと、密かに思っていたのですが、いろいろ勉強してきた今になって考えると、もっとも理にかなった、素晴らしい勉強方法を実践していたのだと、今さらながら感心しています。前置きが長くなりましたが、要は、成績がよい人は、先行学習をするべきだということなのです。先行学習とは、単なる予習とは違います。例えば中学生なら、できるだけ早いうちに、自分の学年の内容の最後までを一度通してやってみることです。そして、できれば、2年の終わりまでには、中学3年までの学習内容を一通り学習しておくことを薦めます。学校も、まわりも、あまり先の勉強をするのを好みません。そして、生徒自身も、「まだ、学校で習っていないから。」という言葉を、逃げの手段としてよく使います。しかし、もっとも効率的に学力を身につけるには、先行学習の繰り返し学習が一番です。 先行学習をしている、生徒たちの勉強法を参考に書いてみます。1 教科書を一通り読む。分かっても分からなくても、一通り最後まで読み通す。2 教科書ガイドをみたり、指導者に見てもらいながら、教科書を最後までやる。3 その学年の通年の問題集を、また最初からやる。この方法では、同じ内容を3回繰り返して勉強することになります。これにプラス、学校での授業を受けますので、合計4回の繰り返し学習になるのです。英智学院ではこの先取りを小学生中学年から来ていただいている生徒であれば、中2の半ばで中3内容を履修してしまいます。もちろん無理はさせませんし、得意教科のみということもありますが、そのアドバンテージはかなりあります。中2の2学期からは各高校の過去問に取り組んだり高校内容に入ったりその子の状況によって判断しています。
<第6回>「成績が中くらいの人のための勉強法」 さて、ここが一番対象になる人が多いと思います。そもそも中くらいの定義をどうするかということですが、ここではとりあえず定期テストが平均点±10点、五木の偏差値で45~55くらいということにしておきます。しかし、成績が中くらいと言うのも2種類あります。勉強していなくて中くらいの人と勉強しているのに中くらいの人です。 勉強していても、なかなか中くらいの成績から上がらない人は、英智学院に来てみてください。この中くらいの成績と言うのが、一番面白いところで、勉強のやり方をちょっと変えただけで、劇的に成績が上がる場合があります。  この段階の学習のポイントは、基本を繰り返しやることと、内容を理解することに重点を置くことです。基本とは、英語・数学は教科書レベルの問題を繰り返しやること。理科・社会は、重要語句を覚えることと。理解することとは、英語・数学・理科では、なぜそうなるのかを理解すること。社会は、歴史の流れや地理の相関関係などを理解することです。 理解することがなぜ大切かと言うと、理解していることに関しては、記憶力が高まるからです。 では、教科別にどのような勉強をしたらよいかを書いてみます。<英語> 文法を徹底的にやります。なぜここでこのbe動詞を使うのか、なぜこの動詞にはsがついているのか、など、教科書ではない文法の参考書を見て勉強してください。最近の学校の英語は、文法を軽視し、スピーキングやリスニングに重きをおいていますが、中学生を教えていて、生徒の英語力がだんだん落ちていえるのが、目に見えてわかります。英語で点数を取るには、文法をしっかり理解していなければならないと最近につくづく感じています。お薦めの参考書は、「くもんの中学英文法」という本です。うちの塾では、この本を教科書がわりに勉強しています。 この本を何度も繰り返し読み、ここに出てくる英文を繰り返し写していれば、驚くほど英語の力がついてきます。うちの塾でも、この学習に取り組んで3ヶ月目の中学3年生が、突然英語がわかりだし、10点台だった点数が、60点台に上がり、やがて80点台も夢ではないところまできました。<数学> 数学は2種類の勉強が必要です。ひとつは、今学校で習っているところを確実に理解すること。模範解答を写し、自分で出来るようになるまで、何度もやってみます。ここで、どうしてもわからないところは、そのままにしておかず、必ず誰かに聞いて、理解するようにします。 もうひとつの学習は、これまで学習したこと内容を大まかに全部復習することです。お薦めの勉強法は、問題数の多い問題集を購入し、1単元1問ずつを、毎日やります。正負の数から1問、文字式から1問と言う具合に、これまで習ったところを、満遍なく学習するのです。 うちの塾には各学年それまで習ったところを少しずつ学習できる自作問題集があります。この問題集を、毎日必ずやってもらっています。前述の生徒も、この問題集のおかげで、劇的に成績が上がったようです。<理科・社会> 理科の計算問題は、数学と同じやり方で勉強します。それ以外は、理科も社会も次のようなやり方で勉強してください。 まず、習ったところまで教科書を声を出して読みます。2回目は、読めない字、意味のわからない言葉に、線を引きながら読みます。そして、それを調べて、読めない字、意味のない言葉をなくします。 これだけでこれまでより確実に成績は上がります。これをやっていないといくら問題集をやっても、あまり効果が上がりません。ここまでは、成績が悪い人と同じような学習ですが、ここからが違います。 まず、1問1答問題集を準備します。これを問題集に直接書き込まずに、ノートなどに書いて、まず1回やってみます。ここで、間違えた問題だけに、チェックを入れます。次にチェックを入れた問題だけやって見ます。また、間違えた問題にチェックを入れ、全部正解するまで、これを繰り返します。全部正解したら、もう一度全問やってみます。全問正解したら、次の単元に進みます。もし間違えたら、全問一度に正解するまで、繰り返します。 この学習方法は、とても効果がありますが、ちょっとめんどくさいのが欠点です。<国語> 国語は、なかなか急には成績を上げることは困難です。地道に本を読んだり、文章を書いたりするほかはありません。古文や文法、漢字や語彙、語句に関することは独学でなんとかなるでしょうが、読解問題や作文は我流は危険です。伸び悩んでいる人は塾で正しい読み方、書き方指導をしてもらってください。 さて、来週は成績が優秀な人のための学習方法です。偏差値70くらいまでの人対象です。これらの人たちの学習方法には、ある共通点があります。これを次回は公開いたします。
<第5回>「成績が悪い人のための勉強法」 いよいよこれから夏本番です。少しでも、学習に悩んでいる中学生の皆さんのお役に立てればと思っています。 さて、最初は、成績があまりよくない人たちの勉強法について書いてみます。成績がよくないといっても、2種類あります。能力はあるのにやらない人と勉強のやり方が悪い人です。 能力があるのにやらない人は、やる気になりさえすれば、成績は上がります。問題は、勉強しているのだけれど、成績が悪く、ほとんど下位の方で低迷している人たちです。 そういった人たちの勉強法は、次のようなものではないかと推測します。該当する人は、いくつ当てはまるかチェックしてみてください。1 勉強の中心は、問題集だ。2 授業は聞いてもよくわからないので、あまり聞いていない。3 学校以外で教科書はほとんど開かない。4 問題集、参考書は、1教科何種類も持っている。しかし、1冊を全部やりあげたことがない。5 読めない字、読めない英単語がたくさんある。いかがですか?ほとんどあたっているのではありませんか? これらに該当する人が、成績が悪いなら、これらを何とかすれば、成績は上がります。つまり、こうです。<成績が悪い人は>1 問題集中心の勉強をやめる。2 予習復習で教科書を何度も読む。3 参考書、問題集は1種類に決め、それを何度も繰り返す。4 教科書の読めない字・読めない単語を調べ、仮名をふる。 最近は、インターネットを使った授業の配信などがあるので、そっちを利用してもよいでしょう。4番も、問題集など一度やったものは、2回目は大変です。解答は別の紙に書いて、直接問題集には書かないとか、コピーを使うという方法もありますが、今は、データベース問題集があるので、 これだけではちょっと不親切なので、教科別の学習法を書いてみます。<英語> 教科書や参考書・問題集など今、使っているすべての教材の単語に意味を書き込み、読めない単語には、調べて読み仮名をふっておく。自分で調べられなくても、聞ける人がいれば聞いても良い。 英単語を、意味、品詞名、単語の順番で1日に200字以上書く。単語は、これまで習った単語を繰り返し書く。覚えようとしなくてよい。毎日書いていたら、自然に覚える。この自然に覚えるまで書くというのが大切。 これまで習ったところを1日に1回音読する。2年生なら、1年生のところも含む。<数学> 自分の学年とそれ以下の学年の教科書ガイドを購入する。わからないところまで戻って復習する。1問1問、模範解答を写す。写したら、自分で出来るかどうかやってみる。決して、問題を考えてはいけない。解き方を1問1問覚えていくようにする。<国語> 自分の学年の教科書の文を、これまで習ったところまでを毎日音読する。読んで意味のわからない言葉は辞書で調べる。聞ける人がいれば聞いてもよい。当然読めない字は調べて読み仮名をふっておく。 1日に原稿用紙1枚、今習っている単元を視写する。<理科・社会> これまで習ったところまで、1日に1回音読する。1問1答問題集を購入し、1日1単元繰り返し何度もやる。これは基本語句を覚えるためで、全部出来るようになるまでやることが大切。これにはパソコンでクイズ形式で出来るものもある。 どの教科も、教科書を読むことが基本です。上記のものを全部やって、約3、4時間くらいかかります。成績を上げようと思ったら、最低これくらいの学習は必要です。 実力テストで100点満点中40点くらい取れるようになったら、次にステップに進みます。教科書に書き込みをするのを好まない先生もいるので、そういう場合は、もう1冊教科書を購入してください。各地域に教科書取り扱いの本屋さんがあります。  次回は、成績が中くらいの人のための学習方法について書きます。成績下位の人で、上記の学習を実践して、テストで5割くらい取れるようになったら、こちらの学習方法に切り替えてください。特に英語 数学 国語は積み上げ式の教科なので前の学年の内容があいまいだと成績があがりにくいこともあります。英智学院では夏休みは成績不振の生徒さんにはたっぷりと復習する時間をとってあります。特に中学2年生はまとまった時間で復習に充てられるのは今しかないと心得ていっしょにがんばりましょう!!
<第4回>「勉強を長続きさせるためには。」  さて、なんとか勉強する気になって、しばらくは張り切ってやっては見たものの。何せ、根気が続かない。計画通りにやれたのは、最初の1週間だけで、そのうちだんだん気力がなくなって、結局1ヶ月しかもたなかった。という経験をした人は、結構多いのではないでしょうか。これなんかまだましですよね。1日、3日なんて生徒もいますから。 人間つらいことを長く続けることは、普通の精神状態ではなかなか難しいものです。臥薪嘗胆ということわざもあるくらい、常にモチベーションを高めておかなければ、なかなかつらい勉強は続かないものです。 そこで、今回は、勉強を長く続けられるようになるにはどうすればよいかと言うことについて、「目標の持ち方」と「勉強の仕方の工夫」の2点から書いてみたいと思います。 その前に。うちの塾の中学3年生は、夏期特訓中で、1日に9時間から12時間、毎日勉強しています。これまでは、いくら勉強しなさいと言っても、あまり勉強していなかった生徒達が、急に勉強しだしたのには理由があります。このことにも絡めて、書いてみたいと思います。1 「目標の待ち方」 どこの中学3年生も多かれ少なかれ、それまでよりも勉強するようになります。それは、高校受験という目標が、目の前にちらつき始めるからです。私が受け持った生徒で、どれだけ言っても、ちっとも勉強しなかった生徒でさえ、受験の2ヶ月前からは、死に物狂いで勉強をしていました。このように人間は、目標があれば、つらいことにも耐えられるのです。そして、その目標が自分にとって価値があればあるど、絶えられる限度が大きくなります。ところが、このような中3の生徒達は、高校受験が終わると、まったく勉強しなくなります。目標がなくなってしまったからです。そしてまた、大学受験が近づかなければ、なかなか勉強しようとしないのです。では、どうすれば、自分にとってプラスになるとわかっている勉強を、続けることが出来るようになるのでしょうか。それは、目標を段階的に持つことです。 そもそも人間には、「豊かで有意義な人生をおくりたい。」と言う大前提があります。これは誰もが共通してもっている目標です。だれも貧しくてつまらない人生を望んでいる人はいません。その大前提を達成するために、自分はどうなりたいかと言う目標をまず立てます。例えば、やりがいもあって収入もある医者になりたい。というのでもいいでしょう。これが個人の大目標になります。次は、その大目標を達成するための中目標として、まず、高校を決めます。高校生になったら、この目標を大学に修正すればよいのです。つまり、中目標とは、大目標を達成するために通過する学校を決めることにあります。そして、最後に小目標です。これは、目前に迫ったテストを目標にします。中目標である学校に合格するために必要な点数をとることを目標とします。このように目標を段階的に決めることで、常に具体的な目標をもつことが出来ます。目標が具体的であればあるほどモチベーションは高くなります。2 勉強の仕方の工夫 勉強を長く続けるには、ちょっとしたテクニックがあります。振り子の原理と言うものです。例えば、数学のように思考力を使った勉強をしたあとは、社会などの暗記物をやったり、好きな教科のあとには嫌いな教科を交互にやったり、自分にとって違うものを、小刻みに、交互にやるのです。うちの塾では、この夏休みに夏期特訓と銘打って、1日6時間以上の勉強をやっていますが、英単語の練習、英文の視写、数学のプリント、理・社パソコン学習など、10項目くらいの学習プログラムを決めて、それを少しずつ取り組むようになっています。目先の学習をころころ変えて飽きさせない工夫をするわけです。 このプログラムのおかげで、これまで長い時間勉強したことがなかった生徒達も、初日から長時間の勉強を実行できていました。そして、その感想も「これなら、もっとできそうだ。」というものでした。さて、次回からはいよいよ私のもっとも主張したい「成績別学習」について、詳しく書いてみたいと思います。まず、最初は、成績の悪い人の勉強法からです。<第3回>「成績を上げるためには、どうしたらよいか。」  成績を上げるためには、まず、学習する時間を確保することです。上位の2割と下位の2割の人は、1週間に15時間、それ以外の6割の人たちは、週に10時間の家庭学習をある条件下でやることで、現状の成績を維持できます。これはある塾で統計を取られた結果です。この程度の学習時間は英智学院では、自習時間も含めてですが。塾で確保します。ですから、成績を上げるためには、それ以上の時間、学習をする必要があります。 そしてその条件と言うのが、次の3点です。1 学校での学習をきちんとやっていること。2 わからないところ調べる資料がそろっているか、すぐ聞ける人がそばにいること。3 自分のレベルにあった課題が用意されていること。 1は、言うまでもありません。学校での学習が基本になりますから、それがきちんと出来ていないでは、いくらうちで一生懸命勉強しても効果は薄くなります。学校で習ったことを、その日のうちに家庭で復習というのが、最も基本的で効果のある学習方法です。基本的に英智学院は生徒さんおよびご家庭で特別の事情がなければ、毎日のように塾に通っていただきます。塾としての授業のようなことももちろんいたしますが、まず始めに学校で出された課題、宿題、提出物に取り組んでもらいます。これは公立高校を受験する予定の生徒さんの内申対策も兼ねています、どうもいままでの慣習から大坂の中学生が内申点(調査書)を意識するのが遅い!!!傾向にあります。もっと中1、中2から焦ってください。その受け皿に英智学院はいます2は、それぞれのレベルによって違いますが、参考書などを見て理解できる程度ならば、それでいいのですが、そういうのを見ても理解できない人は、だれかわからないところを教えてくれる人を確保する必要があります。一番お薦めなのは、英智学院のような、自立学習を標榜している塾です。このような塾は、学習する環境(教材や教具)が整っていますし、授業ではないので、自分のペースで学習が出来ます。また、指導者が常駐しているので、いつでも質問が出来ます。3は、本人に合った質量の課題、宿題がだされていることがポイントです。学校や大手、中には横着する中小個別指導の学習塾も画一的な課題、宿題をだしています。英智学院では、本人の学力ややる気に応じて一人ひとり異なる課題、宿題を与えています。これは意外とできている塾が少ないです。家で自主的に学習する場合でもなにも高価な教材をそろえなさいと言っているのではありません。むしろ反対です。自分にとってわかりやすい参考書と問題集を各教科1冊ずつ準備すれば十分です。ここんとこ英智学院得意なんです。塾長自身が参考書マニア(最近予算不足で思うように貪れてないのが残念に思っています。) これらの条件を満たした学習を週に10~15時間することが出来れば、必ず成績はあがっていきます。ただ個々の学力によって、学習方法を変える必要はあります。このことについては、後述いたします。 最後に、「理屈はわかるけれど、どうしても勉強できない、続かない。」と言う人も多いことでしょう。そういう人は、以下の事を守ってやってみてください。意外と簡単に出来ます。1 勉強を始める時間を決める。(終わりは臨機応変に。)2 勉強をする場所を決める。そこは、テレビやゲームの誘惑  がない場所が望ましい。英智学院はほぼ毎日開講しているのでどんどん自習に来てください。質問も随時うけつけます。3 集中力が続かない人は15分ごとに5分の休憩をいれ、15分を、だんだん長くして、50分続けて勉強できるようにする。(人間の集中力は、だいたい15分くらいは続く  もので、最初はそれくらいから始めるとよい。)4 何かを達成できたら、自分で自分に小さなご褒美をあげる。例えば、1日に2時間勉強できたら、ゲームを30分出来るなど。1~5の項目も生徒の特性を見極めながら指導していきます。英智学院はいったん保護者のかたが生徒をお預けになったら大船に乗ったような気分になってもらう塾です。もう家庭内では親子の会話はひたすら楽しいのもばかりにして家庭内の雰囲気を明るくするのも目標です。 次回は、せっかく始めた勉強を、出来るだけ長く続ける方法について書いてみたいと思います。褒美系で生徒をテンションアゲアゲにしていますことの是非も書いていきたいと思います。まずは悩んだら英智学院 体験して。。。つまるところ宣伝なので仕方のない終わり方になりますが最後までよんで頂いた方の中には英智フリークが生まれることをちょこっと期待して今日のブログ終わっておきます。
第2回 「なぜ、勉強しても成績が上がらないか。」 私が出会ってきた生徒の中には、一生懸命勉強はしているのだけれど、あまり成績が上がらない。といった生徒が少なからずいました。その共通点は、「まじめである。」ということでした。 まじめであることは、一見良いように思われがちですが、こと学習に関しては、まじめであると言うことは、利点よりも不利な点が多いように思われます。 例えば、まじめな生徒に限って、学校や塾の宿題を一生懸命やっています。学校の宿題が悪いとは言いませんが、それは、それぞれの教科担任が、自分の担当の教科のことだけを考えて出しているものなので、バランスが悪く、受験に関していえば、あまり有益でないものが多いように思われます。そういう宿題を一生懸命やっている生徒を見ていると、かわいそうにさえなってきます。英智学院では全教科のバランスを考えて宿題をだしますので生徒一人ひとりにおいて宿題の量や質が違うのです。英語が多い生徒もいれば、数学が多い生徒、国語は基本的な内容が中心だが、社会は発展的な内容が多い生徒。などといったようにその生徒一人ひとりの立ち位置や目指す中高大によって宿題を考えてだしています。 それに対して、こと勉強に関しては、とても要領のいい子の勉強をやっています。その結果、実際のテストでは、まじめな生徒より、はるかによい点数をとったりします。 柔軟に考えて、自分にとって、今、一番必要なことに力を入れられる家庭学習をさせています。 まじめな生徒の欠点のもうひとつは、1つの問題を考えすぎると言う点です。特に数学など、答えを考え出すような教科で、1問1問をじっくり時間をかけて解いています。学校で、そういう勉強がよい勉強だと、小学校に入ったときから躾けられているので、答えを見ると言うことに、罪悪感さえ感じているようです。 これに対しても、要領のよい子は、さっさと答えを見て解き方を覚えて、短時間にたくさんのことが出来るようになっています。どちらがよいかは、火を見るよりも明らかだと思うのですが、まじめなお子さんに限って、そういう勉強を拒みます。 以上、勉強に関しては、要領よく、出来るだけ効果的な勉強をしなければ、成績は上がりません。まじめにやってさえいれば、なんとかなる小学生とは違うと言うことを、中学生は早く理解しなければなりません。 それともうひとつ、こちらの方が私がもっとも主張する点なのですが、勉強しているにもかかわらず、成績が上がらない子供は、間違った勉強をしている場合がほとんどです。つまりまだ、基礎学力がついていないのに、問題集ばかりやっている子供が、とても多いのです。 問題集は、野球にたとえると練習試合です。練習試合ですから、とても面白いわけです。ですから、大抵の子供たちが、この勉強をやりたがります。しかし、キャッチボールもまともに出来ないものが、いくら練習試合をやっても、野球がうまくならないのと同じで、基礎学力がついていない子供が、いくら問題集をやっても、力はつきません。 野球には、ランニング、キャッチボール、素振りなどなど、基礎訓練がたくさんあります。最初はみんなこれをやって、これがきちんとできるようになってから、試合形式の練習や練習試合をやるのです。あとは楽器の練習なんかも同じですね。やはり退屈な基礎練習やスケールの運指などはさけられません。英智学院の塾長は楽器好きでもあるので興味をもった生徒には教えています。もちろんプロではないのでこちらの方は無料。楽器の貸し出しも行っているので入塾したらお気軽に声かけてください。というよりこちらから声かけると思います(笑) 勉強にも、この基礎訓練に当たるものがあります。例えば、国語・英語なら音読や視写理科・社会なら用語の暗記、数学なら計算。これらの基礎学習がきちんと出来てから、問題集には取り組むべきなのです。 私は、中学生の皆さんに、「自分は、学習に対して、今どれくらいのレベルにあるのか。」それを十分把握して、自分のレベルにあった勉強法をして欲しいと思います。
勉強する意味「なぜ、勉強しなければならないか。」 勉強ほどつまらなく、面白くないものはないと思っている小中学生は多いことでしょう。 うちにも小5の娘がおり、4年生ごろまでは割と素直に勉強していましたが最近いろいろ難癖つけては勉強をさぼろうとします。 しかし、大人になり、親になると、子供にはどうしても勉強させなくてはという思いが強くなります。それは、自分自身の経験で、子供のとき、もっと勉強しておけばよかったと後悔しているからです。 大抵の親は、自分の後悔を元に、子供には勉強をさせたいと思うのです。大人は、子供のときにしっかり勉強しておいたほうが、その後の人生ではるかに有利であることを、身をもって体験しているのです。 では、具体的に勉強しているとどういう利点があるのでしょうか。 ひとつは、将来の職業選択の幅が広がると言う点です。出来るだけ高学歴であるほうが、今の世の中、選択できる職業が増えます。例えば、中学を卒業しただけで就職できる職業には限りがあります。特に資格が必要な職業にはなかなか就くことが出来ません。 職業に貴賎はないというのが建前ですが、実際には、やりがいがあって収入もよい職業もあれば、つらくて収入が少ない職業もあります。親としては、子供に出来るだけ幸せな人生を歩んで欲しいと思うからこそ、やりがいがあって収入もよい職業について欲しいと願います。だからこそ、あれほどやかましく勉強しろと言うのです。 もうひとつは、こっちのほうが大切なのですが、勉強をがんばることで、努力する習慣が身につきます。人生で幸せをつかむには、絶え間ない努力が必要です。絶え間ない努力は、そんなにたやすいことではありません。そして、急にやろうと思っても簡単には出来ません。子供のときから、勉強することで、努力する習慣が身についている子供は、大人になってからも努力できる場合が多くなります。 特に、一生懸命がんばって受験戦争を勝ち抜いたものには、何にも変えがたい自信が身につきます。その後の困難にも自信を持って立ち向かえる力が身につきます。 私は、自分の子供と私の指導を受けてくれる子ども達に、一生懸命がんばって、どんどん成績を上げ、受験に勝利することで、自分自身の価値に気づき、どんな困難にも立ち向かっていける人間に育って欲しいと願っています。そして、勉強とは、そのための唯一無二の方法なのです。なかなか難しいですが、こちらはそれがやりがいです。

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学習塾 英知学院では夏休みからの新生徒を募集しています!!対話型の小人数制授業と徹底的猛特訓のハイブリット型ですすめていきます。夏休みまでは約3週間の無料体験あり&夏休みまでに入塾の方は入塾金が半額実施期間です!!小学生は本人の自覚や興味の赴くままどんどん上の学年での学習を行う、いわゆる飛び級も積極的に実施しております。ひとりひとりの学力と目標に応じたオーダーメイドの学習塾です!!※一例※  小学3年生で連立方程式、確率、古文、漢文、英語、歴史、天体など。対象学校      中学校:樟葉中学校  樟葉西中学校  枚方第三中学校 招堤北中学  招堤中学校      小学校:樟葉南小学校 樟葉西小学校  樟葉小学校   船橋小学校  牧野小学校          その他、近隣の八幡市の小学生、中学生、          男山中学、男山第2中学校、男山第3中学校、男山東中学校          南山小学校、美濃山小学校 など   ※ 所属中学により学習進度がことなるので中学別に無駄のない学習になるように考慮します。    費用:入塾金 ¥10,000    料金  小学生 ¥8000科目数、通塾日数にかかわりません。(何回来ていただいても同料金)         ※何回補習しても同じ料金です!!        (月~金 15:00~18:00内、土日 9:00~12:00内)※ 中高生のテスト前などは、休講することがあります※ 土日の学習は月6回を上限としています。中学生   ¥30000(英数国理社、テスト前無料補習あり)(18:40~22:00内)基本毎日あります!! ※何回通塾していただいても同料金です!※ 中学生はテスト期間中登校前早朝補習実施!(任意)      教材費   年額¥5000 季節講習等による別料金が発生する講習は行っておりません。あくまでも普段の授業で成績をあげていきます。(中学受験をされる小学6年生の夏期、冬期、中学3年生の夏期、冬期、高校3年生の受験生の夏期、冬期は実施することがあります。詳細はお尋ねください。)※ 平日放課後に通塾するのがいやな人!!登校前の早朝クラスや土日祝のみのクラスも設けています。    (授業料コマ数は通常生とは異なります!!特定の科目のみ勉強したい人向けです。)  兄弟姉妹3人以上で通われる方の授業料は上限     ¥30000とします。過剰な宣伝広告費を抑え、塾長自らが教え人件費を抑え 質素な佇まいの校舎で運営を行うことにより大幅なコストカットを実現し最小限の費用で最大限の結果をもたらすことが可能となりました。成績が「目に見える」ほど上がる生徒は9割前後います。惰性で通塾するような生徒、通塾させる保護者の方は当塾の方針にあいませんので通塾をお断りすることがあります。その点はご了承ください。          向上心のある生徒とその保護者の方のみを対象としています。 通塾時における学力は問いません。どのような成績の生徒さんでもお問い合わせください。※諸事情により不登校となっているお子様の指導も行っています。復学したとき学校の授業についていけるようなサポートを行います。(午前中も可)※高認(旧大検)合格を目指している生徒さんの学習アドバイスも行っております。塾長自身が大検から独学で大学合格しておりますのでノウハウをもっております。詳しい内容、時間割等はご連絡ください。原則 午後4時~10時で受け付けております。※ お友達紹介割引割!!!!※ 経済的にお子様を学習塾へかよわせるのが困難な方もご相談ください。大阪府枚方市船橋本町2-10-4 ☎ 072-866-6700学習塾 英智学院